プレゼントイメージ

思いを贈るプレゼント

誰かに何かを贈る事は、自分の思いを形にして相手に伝える事だ。
その機会は、誕生日や結婚記念日などの個人的な記念日から、クリスマスやハロウィン、バレンタインデーにホワイトデーのような季節の行事、盆暮れの付け届けや引越し・入学・進級・昇進・退職などの付き合い行事、そして愛の告白や謝罪など無数にある。
人が社会で生きていく限り程度の差はあるが贈り物をしたりされたりしている。
それはは気の張る事でもある。
自分の思いを表すのに合った物を探し、渡し方を決め、贈る。
まず物を選ぶのが大変だ。
「思いを形にする」のは難しいからだ。
適当なものを見つけたら次は渡し方。
これも気を遣う。
配達業者に頼むにしても送り状を書くことから始まって到着日や何やかやと相手方の都合を考えねばならない。
直接渡すなら、タイミングや包装もよくよく吟味するべきだ。
そんな大変な過程を経て相手に贈るものだが、なんといっても贈った後が一番しんどい。
相手は自分ではないからだ。
自分の思いが伝わるかどうか、思惑どおりに受け取って理解してくれるかどうか相手次第なのである。
どんなに高価なものを選び考えに考えて贈っても、骨折り損になったり逆効果になったりすることもあるのだ。
それでも世の中は「プレゼント」が溢れている。
円滑な社会生活を送るには欠かせないものになっている。
なぜか。
人は一人では生きていけないからだ。
集団で社会を形成しその一員として生きていくには自分の存在を受け入れてもらわねばならない。
自分が相手に対して悪意を持っていないことを示し、受け入れてもらうようアピールしなければならない。
言葉だけではうまく伝わらない。
言葉は消えてしまうからだ。
悪意を持っていない事を形にして相手に伝える。
言葉を補って思いを相手に伝わりやすくする。
だから、「プレゼント」は社会に溢れるのだ。
社会人であるなら「プレゼント」は必須アイテムなのだ。
とにかくそういうことなので、自分の思いを伝えるために、僕は彼女に「プレゼント」をすることにした。
先週、僕のクラスに転校してきた彼女に一目惚れをしたのだ。
席が隣に決まった時は嬉しくてじっとしていられず、やたらイスを揺らしていたらひっくり返り彼女に笑われた。
その笑顔が輝いて見えた。
あの笑顔を毎日見ていたい。
この思いを伝えたい。
大変さはしっかり理解している。
大丈夫だ。
贈った後の不安感も心構えはできている。
「プレゼント」する事で、相手の思いを理解する事もできるのだ。
どうか彼女が僕の思いを受け取って、受け入れてくれますように。

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